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『羣經音辨』巻六について
https://doi.org/10.15099/00000268
https://doi.org/10.15099/000002682d92e361-0e0f-4c4e-a861-c44332371307
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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59_01-02_Page035to076_moriga.pdf (3.1 MB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2013-09-06 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 『羣經音辨』巻六について | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15099/00000268 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
森賀, 一惠
× 森賀, 一惠 |
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著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 137926 | |||||
識別子Scheme | e-Rad | |||||
識別子URI | https://nrid.nii.ac.jp/nrid/1000060243094 | |||||
識別子 | 60243094 | |||||
姓名 | Moriga, Kazue | |||||
その他(別言語等)のタイトル | ||||||
その他のタイトル | On the Character of the Volume VI of Qunjing Yinbian | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 唐の陸德明(? -630)の『經典釋文』(以下,『釋文』と略す)は,それまでに蓄積されていた經書および『老子』『荘子』の音・訓・テキストの異同を集大成したもので,成立後は經典を讀む際の規範となり,阮元本十三經注疏にも部分的に合刻されている。『釋文』の音注の大半は僻字ではなく,常用の多音字に附されて字の意味を示す役割を擔うため,『釋文』は四聲別義のバイブル的な扱いを受けるが,經注の出現順に字が配列されているので,字ごとの音義關係がわかりにくい。そこで,『釋文』に見える多音字の音義の關係を整理しようとするものが現れたが,その代表的なものが宋の賈昌朝(998-1065)の『羣經音辨』(以下,『音辨』と略す)である。『音辨』は辨字同音異、辨字音聲濁、辨彼此異音、辨字音疑混、辨字訓得失の五門に分かれており,辨字同音異は卷一から卷五に,辨字訓得失は卷七に,その他の三門は卷六に収められている。分量的には七卷のうちの五卷を占める辨字同音異が最も多いが,後世に及ぼした影響では卷六の三門に及ばない。中國古代の家塾の教育カリキュラムとして知られる元の程端礼(1271-1345)の『程氏家塾読書分年日程』は『音辨』卷六のみを轉載しているし,同時代の劉鑑の『經史動靜字音』(1336)などは標音法こそ變えてはいるが,ほとんど『音辨』卷六の引き写しといってもいい。また,近現代の四聲別義研究の中には『音辨』卷六の記載を主な據りどころとしているものも多い。卷六だけがなぜそのように後世に影響を與えたのかについては,以前,森賀2000で少し觸れたことがあるが,本稿では,『音辨』辨字同音異と卷六辨字音聲濁、辨彼此異音、辨字音疑混に重出する字を取り上げ,その記載を比較することにより,『音辨』卷六のみが大きな影響力を持ちえた理由を考えてみたいと思う。 | |||||
引用 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 富山大学人文学部紀要, 59号, Page 35-76 | |||||
書誌情報 |
富山大学人文学部紀要 巻 59, p. 35-76, 発行日 2013-08-26 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 03865975 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN00175930 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 富山大学人文学部 | |||||
資源タイプ(DSpace) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | Article |