@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00000924, author = {吉見, 優子 and 松本, 謙一 and 玉生, 貴大}, issue = {1}, journal = {富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama}, month = {Oct}, note = {現在,「生きる力」の育成が求められており,そのために習得・活用に重きを置いた教科学習が行われている。このことについて,理科学習において習得・活用ばかりを重視していては,自然を探究する力は育たないのではないかと疑問をもった。理科学習で大切なのは未知の問題に挑み,自然を探究することではないだろうか。そこで,単元展開において,子どもが問いをもった後に班で自由に実験や話し合いを行い,課題を解決する時間を設け,授業実践を通して子どもの探究の有り様を明らかにし,それをもとに現行の理科学習の在り方について考察した。授業実践の分析から,探究には「発散的な過程」と「収束的な過程」があり,「発散的な過程」で解決とは直接関係しない実験を行ったり,「収束的な過程」で立てた仮説が間違っていると分かり,実験を考え直したりと,子どもなりの探究をしていることが明らかになった。これは複雑な自然を扱う理科特有のものであり,現行の理科学習においてもこのように手探りで実験する過程こそが,自然を探究できる子どもを育てるために大切であると考える。, Article, 富山大学人間発達科学部紀要, 10巻1号, 2015.10.30, Page 33-44}, pages = {33--44}, title = {自然を探究する学びの様相 : 附属中学校第3学年理科「全体の重さ」の実践から}, volume = {10}, year = {2015} }