@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00000908, author = {村上, 宣寛}, issue = {2}, journal = {富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 学部の教育評価のために,大学での授業科目群の有用性評価,大学で習得した能力の自己評価,学生の客観的な成績との相関分析を行った。参加者は卒業生127名と卒業予定者101名であった。卒業生・卒業予定者とも,学校教育と発達福祉の回答が多い。希望通りに進路選択ができたと回答した卒業生は78%,卒業予定者は36%であった。授業科目群の有用性評価と大学で習得した能力の自己評定値は多くの相関が見られ,全体的には教養科目や専門基礎科目よりも,専門共通,免許科目,実習科目,専門科目,卒業研究が役立ったと回答していた。学位授与方針の[創造力],[幅広い知識]に関係する質問項目は7段階評価の4(養われた)に近かった。[コミュニケーション能力]は中央点以下で,やや養われなかったと見なされていた。[専門的知識]では,専門分野の問題解決能力が養われたと見なしていた。[責任感]では,他人に対する直感力や共感性が養われたと考えていた。学位授与方針以外では,視空間能力,認知的処理速度,決断/反応速度,読み書きなどの能力が大学で養われたと考えていた。授業科目群と大学で習得した能力との関係は卒業生と卒業予定者でその内容がかなり異なっていた。これはサンプル・バイアスか,あるいは,社会経験の影響があるかもしれない。学業成績との関係では,卒業生のみ有意な相関が得られた。学業成績が優秀な学生は,新しい問題に取り組む[創造力]が養われたという。しかし,一方,外国語でのコミュニケーション・スキルと負の相関があった。つまり,成績優秀な学生ほど,コミュニケーション能力が必要になり,不足を実感するということかもしれない。, Article, 富山大学人間発達科学部紀要, 9巻2号, 2015.03.15, Page 11-17}, pages = {11--17}, title = {人間発達科学部の教育評価 : 卒業生・卒業予定者に対する質問紙の分析}, volume = {9}, year = {2015} }