@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00000851, author = {坂本, 麻実子}, issue = {2}, journal = {富山大学人間発達科学部紀要}, month = {Mar}, note = {井上ひさし(1934-2010)の『太鼓たたいて笛ふいて』(2002年7月こまつ座初演)は女流作家林芙美子(1903-1951)を主人公にした音楽劇で,読売演劇大賞最優秀作品賞をはじめ数々の演劇賞を受賞し,井上の音楽劇の中でも評価が高い。芙美子を演じた大竹しのぶも読売演劇大賞の大賞,最優秀女優賞を受賞した。『太鼓たたいて笛ふいて』はこまつ座のための作品としては1984年4月の旗揚げ公演『頭痛肩こり樋口一葉』以来,井上が好んで書いた6人の役者による音楽劇の系譜に連なる。 しかし,内容的には『太鼓たたいて笛ふいて』はその前作,すなわち新国立劇場のために書いた『夢の裂け目』(2001年5月初演)の延長上にあり,この2作品で井上はオペラの翻案を試みたと筆者は考えている。, Article, 富山大学人間発達科学部紀要, 7巻2号, Page 163-172}, pages = {163--172}, title = {井上ひさしとモーツアルト : 『太鼓たたいて笛ふいて』に残るオペラへの見果てぬ夢}, volume = {7}, year = {2013} }