@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00000807, author = {広瀬, 信}, issue = {2}, journal = {富山大学人間発達科学部紀要}, month = {Mar}, note = {笠原紀久恵の実践は,生活綴方教育の実践というよりは,全生研の学級集団づくりの方法と生活綴方教育の方法を組み合わせた,「一人ひとりの成長をうながす学級集団づくり」の実践と特徴づけることができるのではないか。一人ひとりが,学級集団の一員として生活し,活動する中で,自分の思いを日記に表現し,教師の赤ペンで受容され,『大地』に紹介されることで仲間からも受容され,自信がつき,また,『大地』に掲載された仲間の生き方から学ぶ中で,お互いの仲間意識が高まり,自分もみんなのために何かやりたくなる,その中で自己変革し,成長を遂げていっているのではないか。 すべてが詳しく記録されているわけではないが,子どもたちが話しあって,自分たちで決めた様々な取り組み,とりわけ,子どもたちの要求にかみ合った文化活動や行事が,体験を耕す場,共同体験を育む場,各自が自分の得意分野で力を発揮する場として重要な役割を果たしているように思われる。, Article, 富山大学人間発達科学部紀要, 6巻2号, Page 41-62}, pages = {41--62}, title = {笠原紀久恵の教育実践記録の研究(1-2) : 『友がいて僕がある : 学びあい、育ちあう学級物語』の検討}, volume = {6}, year = {2012} }