@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00000714, author = {内藤, 亮一}, issue = {2}, journal = {富山大学人間発達科学部紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 『オセロ』(Othello)という劇は,オセロ(Othello)をはじめとする様々な登場人物の主体形成を扱った劇である。 たとえば,オセロの主体形成についていえば,オセロはまず軍人として主体が形成され,その後,結婚によって全人間的な主体を形成するが,嫉妬によってその主体は崩壊する。その後,姦通に対する正義の裁きを下すことで,あらたな主体を形成しようとするが,最後は自らを裁くことで,軍人としての主体を取り戻そうとする。このように,あらたな主体の形成がつねに繰返され,最後まで落ち着くことはない。本稿はオセロを中心に,オセロを取り巻く男性のとくに軍人としての主体形成を検証し,それらの主体が安定したものではなく,様々なレヴェルでゆらいでいることを明らかにしようとするものである。, Article, 富山大学人間発達科学部紀要, 3巻2号, Page 189-198}, pages = {189--198}, title = {『オセロ』における男性の主体のゆらぎ}, volume = {3}, year = {2009} }