@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00000709, author = {荻原, 洋}, issue = {2}, journal = {富山大学人間発達科学部紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 暗唱の練習をする時には,同じ英文を何度となく繰り返し唱えるため,かなり多量のインプットを学習者は自らに与え続けることになる。機能語をキーワードとする学習者が自らに与え続けるインプットは,その後の英文理解力の伸長を見ると,ある意味その学習者にとって適したインプットとも言える。 つまり,「学習者の中間言語の状態に即したインプット」であり,それゆえ,中間言語を再構築するのに役に立つインプット足りえるのである。しかしながら,実際に教室で行われているキーワードを用いた暗唱では,教師の「指導」によりキーワードは内容語に限られている。では,教師がキーワードを内容語に制限した場合,そのインプットは機能語の方を使いたい学習者にとって適したものと言えるのだろうか。中間言語再構築のためには,どちらがより適したインプットなのであろうか。教師が「キーワードは内容語」と(特に考えずに)決めてしまっているのは,教師のように英語の力がそれなりにある人にとってはその方がはるかに具合が良いからであって,必ずしも全ての生徒がそうであるとは言いきれないのではないか。本小論は,約90名の日本人大学生を対象に,学習者にとって何が最適なインプットになり得るのかを考えた,一つの事例研究である。, Article, 富山大学人間発達科学部紀要, 3巻2号, Page 119-125}, pages = {119--125}, title = {教師の「指導」は学習者の中間言語再構築にどの程度影響を与えるのか}, volume = {3}, year = {2009} }