@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00006253, author = {高畠, 智美 and 中河, 和子}, journal = {富山大学留学生センター紀要 = Journal of International Student Center, Toyama University}, month = {Nov}, note = {地域に在住する外国人に対する読み書き教育の大きな目的は,自身が置かれている社会の不備や問題への気づきや, 主体的な社会参加だと考える。その意味で,彼ら生活者に対する読み書き教育は識字教育と呼ぶにふさわしい。しかし,日本語の文字体系の複雑さから学習を途中で諦めてしまう学習者が非常に多い。継続的な識字学習のためには,体系的に漢字や漢字語を学べるよう,日本語の漢字の体系に関する知識を獲得し,それと共に,学習者自身の生活の文脈で漢字を学ぶ必要がある。さらに,良き支援者を得ることも学習の継続には重要である。そこで,筆者らは,支援者の助けを借りた識字活動を通して,継続的な学習の基礎を作ることを目的とした生活者向け漢字教材『ここからはじめる漢字100―システムで学ぶ生活に役立つ漢字―』を作成した。本稿では,本教材の特徴を述べると共に,地域日本語教育における読み書き教育の「今後の在り方」について提言する。, Article, 富山大学留学生センター紀要, 11, Page 11-21}, pages = {11--21}, title = {生活者のための漢字教材の開発 : 識字教育の枠組みでの学びをめざして}, volume = {11}, year = {2012} }