@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00005648, author = {松井, 祥子 and 高倉, 一恵 and 島木, 貴久子 and 野口, 寿美 and 佐野, 隆子 and 酒井, 渉 and 北島, 勲}, journal = {学園の臨床研究}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 麻疹は、非常に強い伝染力を持つ疾患であり、罹患した場合は、脳炎を生じて致死に至る可能性もある。しかし一方では、ワクチンにより予防可能な疾患であることから、世界保健機構(WHO)では、2005年に日本を含めたWHO西大西洋地域に於いて2012年までに麻疹排除を目指す事が決議された。その後2006年より、我が国では、麻疹・風疹ワクチン(MRワクチン) の使用が開始され、2回接種が実施されている(1期:1歳、及び2期:小学校就学前の1年間)。\ しかし2回接種が軌道にのらないうちに、2007年の春から2008年にかけて、高校生や大学生を中心とした麻疹のアウトブレークが生じ、大きな社会的問題となった。そのため2008年より行政が中心となり麻疹排除計画がスタートし、5年間の暫定措置として、中学1年(3期)と高校3年(4期)にもMRワクチンの接種を追加して現在に至っている。\ 富山大学では、2003年より医薬系キャンパスの入学者に対して、麻疹を含む4種感染症(麻疹・風疹・ムンプス・水痘) の抗体価をチェックし、病院実習前の感染予防対策を講じている。麻疹アウトブレークに際しでも、全学生の抗体価やワクチン接種歴を把握していたために、医薬系学生の病院実習を例年通り行えたことは、当大学の感染予防対策の大きな成果と考えている。我々はアウトブレークが生じた2008年に、本誌において2003年から2007年までの医薬系学生における麻疹抗体価の推移を報告したが、今囲は、2008年から2012年度入学者までの麻疹抗体価の動向を調査したので、若干の考察をふまえてその結果を報告する。, Article, 学園の臨床研究, No.12, Page 1-4}, pages = {1--4}, title = {麻疹アウトブレーク : その後}, volume = {12}, year = {2013} }