@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00005638, author = {松井, 祥子 and 高倉, 一恵 and 島木, 貴久子 and 佐野, 隆子 and 酒井, 渉 and 舟田, 久}, journal = {学園の臨床研究}, month = {Mar}, note = {application/pdf, ムンプスの感染予防対策を目的として、医薬系学生2,258名を対象に、2004年から2011年までの8年間、擢患歴と予防接種歴のアンケート調査を行い、ムンプス抗体価を測定した。その結果、ムンプスの平均抗体陽性率は76.1% であった。2004年の調査開始時からの傾向では、近年は抗体陰性者は減少傾向にあるものの、抗体価が弱陽性を示す学生が、20%前後と増加傾向にあり、全体としての抗体陽性者が減少傾向にあることが判明した。 特に男性にその傾向が強く認められた。入学時アンケート調査によれば、擢患歴をもつ学生は平均37.2%、ワクチン接種率は平均38.5%であり、比較的一定の割合で擢患者およびワクチン接種者を認めていた。これらの結果から、最近の大学生は、自然感染の機会の減少に伴い、感染者によるブースター効果を得ないまま、青年期に入ることが推測された。 ムンプスは、成人においても種々の合併症を認めることから、小児期のみならず青年にとっても重要な感染症であり、今後の抗体価の推移を慎重に見守る必要がある。, Article, 学園の臨床研究, No.11, Page 1-7}, pages = {1--7}, title = {ムンプスを考える}, volume = {11}, year = {2012} }