@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00004801, author = {山田, 眞一}, journal = {GEIBUN : 富山大学芸術文化学部紀要}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 本稿は、北京市内の小学校で採集した国語科の授業の録音資料をもとに、中国語による教室談話に見られる談話標識の機能について考察したものである。談話標識の機能には、談話の発話権や談話の境界といった談話構成に関わるものと、話し手の心的態度に関わるものがある。本論文において、次の諸点が観察された。(1)“好”は談話の開始と収束を示す。(2)“嗯”(短音長)は話し手が聞き手に対して発話権の保持を許容するとともに、聞き手の発話を促すという心的態度を表す。(3)“嗯”(短音長)は話し手が、情報の検索に時間がかかっていないことを示す。(4)“欸”(上昇調)は話し手が情報の検索に時間がかかったことを示す。(5)“欸”(下降調)は、談話の場の空気を和らげ、話し手が聞き手に対して、同調してほしいという心的態度を表す。(6)談話標識には待遇性があり、談話参加者間に上位下位関係があると、上位者だけが使う談話標識、下位者だけが使う談話標識が存在する。, Article, GEIBUN : 富山大学芸術文化学部紀要,vol.6,Page 110-123}, pages = {110--123}, title = {中国語による教室談話における「つなぎことば」の機能 -「語文」の授業を例に-}, volume = {6}, year = {2012} }