@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00004799, author = {小松, 研治 and 小郷, 直言 and 小松, 裕子}, journal = {GEIBUN : 富山大学芸術文化学部紀要}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 私たちは、台所での料理、リビングでのくつろぎ、車庫や倉庫などでの収納、家事室での洗濯やアイロンがけ、高齢者の介護など、さまざまな活動を行っている。 そしてこれらの活動においては、多くのものや環境の使用者である。使用者が円滑に要領よく作業をこなす器用さを「使用者の技術」と呼ぶことには抵抗があるのかもしれない。本稿では、使用者の周りにあるよく配慮された道具や環境から、それを設計した製造者の配慮に気づくこと、不便な製品に対して要望を伝えること、自身の活動を導く周囲の環境を自身で事前に用意すること等は、使用者の技術と呼び共有することができることを主張する。特にこの技術は、個人的力量ではなく、外界に残されたものや環境、痕跡などの情報を探索し、獲得する技術である点が重要である。そして使用者の技術は、製造者の技術と相互に関係を持ちながら、よりよい環境や道具の「痕跡からの発想」と呼べるようなデザインに貢献できることを述べる。, Article, GEIBUN : 富山大学芸術文化学部紀要,vol.6,Page 88-99}, pages = {88--99}, title = {使用者の技術とは何か-外界の情報を獲得する力-}, volume = {6}, year = {2012} }