@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00004139, author = {水野, 邦昭 and 松田, 秀雄}, journal = {富山大学工学部紀要}, month = {Mar}, note = {In delta modulation as well as PCM it is able to develope its S/N ratio by introducing the method of the companding. In this paper we discribe about the useflness of the amplitude weighting coefficient {1,1,2,4,9,・・・,9} which we proposed. This coefficient is especially superior to in both the noise characteristic and the following characteristic operating by the high frequecy input., ティジタル通信の代表的なものとして,パルス符号変調(pulse code modulation;以下PCMと略記)とデルタ変調(delta modulation;以下ΔMと略記)の二つをあげることができる。 PCMは入力信号の符号化の過程において,量子化された各標本値の大きさに応じてnビット(例えば8ピット)のパルスを割り当て,変調系を構成する。 これに対しΔMは連続する二つの標本値の差に1ビットのパルスを割り当てて変調系を構成するもので,PCMに比べ標本化周波数f_sが高くなる欠点があるが,変調器が著しく簡単となる利点がある。 PCMでは量子化の過程で圧伸を行なうことによってS/N比の改善を行なっているが,ΔMにおいてもその様な圧伸を導入することにより,TV画像信号伝送の分野において,PCM方式に匹敵する性能の向上をはかってきた。 圧伸の方法に瞬時圧伸を用いた圧伸1ピットΔM方式は,入力信号の変化の大きさに応じてステップサイズΔを変え,低周波入力時のgranular(量子化)雑音並びに高周波入力時のslope overload(勾配過負荷)雑音を軽減する目的で考え出された方式で,その振幅荷重係数{U_1,U_2,......,U_n}としては,安定性の立場から U_i≤<Σ>^^^_U_j.......① を満たすものが望ましく,この条件のもとで{1,1,2,3,5,......5}(係数II)の方式が最も有効あることが報告されている。 しかしながら高周波入力時のslope overload雑音特性を改善する見地からは,最大量子化ステップU_(=U_n)をできるだけ大きくすることが望ましく,著者等は振幅荷量係数{1,1,2,4,9,1.....,9}(係数I)の方式を考えた。 この方式は安定条件式①を満たさず不安定性が懸念されるが,その不安定機構を解明した結果,不安定な振動を生ずることは極めてまれで,実用上ほとんど問題がないことが分かった。 そこで実験装置を試作し,上記二つの方式の比較を中心に種々の実験・検討を行なったので,その結果をここに報告する。, Article, 富山大学工学部紀要,25}, pages = {1--8}, title = {デルタ変調について}, volume = {25}, year = {1974} }