@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00004124, author = {留岡, 正 and 中川, 孝之}, issue = {1/2}, journal = {富山大学工学部紀要}, month = {Mar}, note = {The movements of equil ibrium points and their environs of the servomechanism are very complicated for the influence of the spring of the split antibacklash gear. The nonl inear differential equation of the motion was obtained from the analysis of the influence of the backlash and the spring on their movements. Then this solution could be obtained with the analog computer. In this paper, we considered the analysis of this movements on the operating solution of the analog computer., さきに,機械系と電気的増幅器とから成る,簡単なサーボ機構を作り作動させたところ,このサーボ系の平衡点附近の動作は実際に複雑である。この原因は電気系はかなり線形動作をしても,機械系を構成する要素の非線形性,たとえば歯車のバックラッシュや摩擦など,によると思われる。なお,この非線形性をのぞくため,バックラッシュ防止歯車などが工夫されているが,サーボ系の動作において歯車に用いられている,ばねの強きの影響などがこの系の動作を複雑ならしめている。 前報で,これらの作用を考慮して定性的に,系の速度―変位の関係をしめす位相平面上で取扱った。 その後,この動作機構を,バックラッシュ防止歯車のスプリングの作用について研究を進めたところこの動作方程式は非線形ばねをもち,また,スプリングと負荷荷重のため,系のばね係数が周期的変化をすると見なすことが出来ることがわかった。 そこで,我々は実際のサーボ系についての動作を観測することは容易ではないので,この系の動作の大要を知るためアナログコンピューターによって模擬実験を行い,その結果から実際の実験傾向を知ろうと考えた。 この報告はアナログコンピューターによる実験結果と,その解に対する物理的意味に関するものである。, Article, 富山大学工学部紀要,24(1/2)}, pages = {62--67}, title = {バックラッシュ防止歯車を用いたサーボ機構の平衡点附近の動作について}, volume = {24}, year = {1973} }