@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00004079,
 author = {留岡, 正 and 中川, 孝之},
 journal = {富山大学工学部紀要},
 month = {Mar},
 note = {The nonlinear movements of equilibrium points and their environs were analyzed on the phase plane by the experiment and with the analog computer, in the typical servomechanism that was constructed. As the result of the analysis, it was found that the nonlinearities were due to the frictions, the backlash and the spring of the split antibacklash gear used as the output shaft., ある物体の位置を制御するサーボ機構において，この系を構成する種々の要素の非線形性のため，この系の動作の平衡点附近においても特別な動きをするので，特に平衡点附近の動作と種々の非線形性をもつ要素の特性問の関係を解明したいと考えた。
そこで筆者等は代表的なサーボ機構，すなわち，入出力信号の検出，増幅は電気的に動作し，操作部を機械系とした装置を用いることにした。
なお系の複雑さはその動作の解明を困難にするので，歯車列は必要最小限度（1列）し，かつ出力軸においては2分割のばね負荷形バックラッシュ防止歯車を使用し，出力軸摩擦とバックラッシュ防止用のばねが，この動作におよぼす影響に注意することにした。
そしてこの系の動作の速度―変位の関係を位相平面上の問題とし，実験とアナログコンピュータによる解析を試みた。
その結果筆者等は定性的にこの動作の機構が明らかになったので，このことを報告する。, Article, 富山大学工学部紀要，22},
 pages = {61--66},
 title = {サーボ機構の平衡点附近の動作について},
 volume = {22},
 year = {1971}
}