@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00000380, author = {田中, 裕理}, journal = {富大比較文学}, month = {Dec}, note = {『琵琶伝』は泉鏡花により,尾崎紅葉の『やまと昭君』を先行作品としてかかれた小説である。二年前に『琵琶伝』を扱い「夢・幻想」の観点から鸚鵡の登場による効果を考察し、『琵琶伝』は「観念小説」ではなく「幻想小説」であることを論じようと試みた。今回はその逆で『琵琶伝』は「幻想小説」ではないという論を進めていきたいと思う。「大衆と国家」や「家族と親族」などの観点から、社会の状況、婚姻制度や鏡花の恋愛・結婚観について見ていくことを通して『琵琶伝』における主題とは一体何であるのかを考察したい。, Article, 富大比較文学, 第6集, 2013.12.12, page 15-26}, pages = {15--26}, title = {『琵琶伝』に見る鏡花の恋愛至上主義 : 婚姻制度に対する問題提起}, volume = {6}, year = {2013} }