@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00003782, author = {大井, 信一 and 赤坂, 総一郎}, issue = {1/2}, journal = {富山大学工学部紀要}, month = {Mar}, note = {06/02/02 08:09, ウラン光度定量において,過酸化水素,チオシアン酸塩,黄血塩その他の無機試薬を用いる方法は一般に簡便であるが,鋭敏度はわるい。 有機試薬は一般に選択性に乏しいが鋭敏警はすぐれているものが多く例えば,ジベンゾイルメタン,2-アセトアセチルピリジン,オキシン,1-(2-ピリジルアゾ)-2-ナフトール等がある。 更に菅野によりケルセチンスルホン酸,フラボノール等のすぐれた試薬が報告された。 之等有機試薬は妨害元素の分離又は隠ぺいの適当な方法を併用すれば,すぐれたウラン定量用試薬であり今後ますますこの種の有機試薬が見出されることと思われる。 著者等はウランと錯化物をつくる事が報告された2,2'-ビベンズオキザゾリン,(以下BBOと略記する)およびビスサリチリデンエチレンジアミン,(以下,BSEと略記する)について光度定量用の試薬としての適用性について検討した。 これらの試薬は何れも中性ないし弱アルカリ性においてウランと反応しBBO錯化合物はイソアミルアルコールに抽出されて青紫色,BSE錯化合物はクロロホルムに抽出されて黄色を呈しそれぞれ溶剤5ml中前者は2μg,後者は4μg迄のウランの定量が可能であることがわかった。 鋭敏度はかなり良いが,鉄,コバルト,マンガン,ニッケル等とも反応し妨害をうけるのでこれらのイオンは予め除いておぐか,隠ぺいしなければならない。, Article, 02/01/12}, pages = {61--64}, title = {ウラン光度定量に対する二種の有機試薬について}, volume = {12}, year = {1961} }