@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00003673,
 author = {塚島, 寛},
 issue = {1/2},
 journal = {富山大学工学部紀要},
 month = {Mar},
 note = {At the rational analysis of cellulose in coals, most suitable addition amount of 72%H, SO_4, for hydrolysis of the cellulose, was determined.  The experimental results have shown that for 0.5gr. of sample, artificial coalification products of Uodu Submerged Forest Wood, 13--15c.c. of H_2SO_4 is necessary., 著者は魚津埋没林の埋没材を用いて石炭化過程に関する研究を行っているが特に其の際セルローズの正確なる定量を行う必要があり本研究を行った。
亜炭石炭等の示性分析に於いて従来一般に用いられているのはFischer及び賀田氏の方法で何れも抽出成分を除去した試料に酸を加えてセルローズを加水分解除去し，其の減量を以てセルローズの量としているが其の際に，添加される硫酸の量は賀田氏に依れば誠料3g.に72%H_2SO_4 15cc.と報じているが，此れでは余り少く試料金体が団子の様になり加水分解が円滑に進まない様に考えられる。
又同氏に依れば試料の10倍量と云っている。叉木材中のリグニン定量の際のセルローズの除去に添加される 硫酸の量は種々報ぜられ右田氏は1～2gに対し72%H_2SO_4 40c.c.加えている。
依って著者はセルローズの定量に要する硫酸の最適量を求める為めに本研 究を行った。
勿論セルローズの加水分解の反応温度，時間は定量値に影響を与える様に考えられるが（木材分析の場合は種々報じられている）賀田氏の方法に準拠して本研究では室温（約20℃）で反応（放置）時間は12時間として行った。, Article, 富山大学工学部紀要，9(1/2), Page 34-36},
 pages = {34--36},
 title = {示性分析に依るセルローズの定量},
 volume = {9},
 year = {1958}
}