@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00003667, author = {四谷, 平治}, issue = {1/2}, journal = {富山大学工学部紀要}, month = {Mar}, note = {The theory of automatic control is concerned exclusively with the flow of control signal, and is neglected how the energy flow in the control system elements ís taken place. However, according as the progress of Automation-Technique, the design method becomes more and more exact and severe, and we have to evaluate the data of system elements at the limit of allowable power flow. This paper is intended to contribute in these points., 自動制御の技術が各方面に行きわたってくるにつれてサーボ機構の利用される分野も急速に拡大されてきた。 生産工業を大きく二種類に分けてプロセス制御とサーボ機構に分類することが出来るが,これは対照的な立場にあるものと考えるととが出来る。 即ち原料にエネルギーを加えてわれわれに有用なものを作る過程を調べてみると質の変化(物質を生産する過程)をするものと形の変化(物体を生産する過程)をするものとがある。 プロセス制御は前者であって原料の流れる環境条件の支配によって質の変化を目的とするものである。 これに対してサーボ機構は機械的の位置(正確に言えば変位と角度)を制御することによって製品の形に関係するものであるという事が出来る。 さてサーボ機構をある目的のために用いようとする時に先づ始めに起る問題はサーボモーターに要求されるパワーの見積りである。 所がサーボ理論というのは制御系の中の信号の流れという点のみに着目して体系化された斑論であって各要素やブロックにおけるエネルギーのレベルがどうなっているとかパワーの見積りや又その授受がどうなっているかという事には深く立ち入っておらない。 しかしながら設計上の立場から見るとこれでは片手落ちであって信号の流れに注目すると同様にパワーの見積り或いはその授受という点にも考慮を払って始めて完全なものという事が出来る。 サーボ機構では機器のエネルギーレベル及び動作の安定性という見地からパワーが最も問題になるのはサーボモーターである。 サーボモーターが出すパワー,外部の負荷がとるパワー及び駆動に要するパワーが問題になってくるのである。 この稿ではこの様な観点からサーボモータとして現在各方面において最も多く使用されている2相電動機に例をとってステップ入力信号に対するパワーの見積り及び授受について調べたものである。, Article, 富山大学工学部紀要,9(1/2), Page 8-12}, pages = {8--12}, title = {最適調整に関する研究(その2) : 制御系のサーボパワー}, volume = {9}, year = {1958} }