@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00003595, author = {中谷, 秀夫 and 斎藤, 金一}, issue = {1/2}, journal = {富山大学工学部紀要}, month = {Feb}, note = {We have investigated all the cause of starting unreliabilitv by changing the voltage, temperature, circuit constants and etc. in the usual state. And also, we have studied the problems whether unreliability of the lamp starting, that we experienced always, can be a voided or not. Then we have known the cause of the former, and for the latter, offered the necessary data on treating the fluorescent lamp and making the auxiliary devices., 筆者等は先に蛍光灯の起動時に於けるグロースイッチの脈動に関して報告したが,更に研究を進めて現在一般に用いられている回路の諸因子のすべてに,使用状態を中心にした実際に起りうる範囲の変動を与えて起動不安定の原因を徹底的に糺明した。 そして現在,蛍光灯回路が非常に簡単であるにもかかわらず,数多くの研究がなされているにもかかわらず,尚日常我々が経験する様な起動の不安定が起るのは,現在の回路では技術的にさけられないものであるかどうか,さけられない部分に対しては原因は何か,さけ得るものに対しては取扱ひ上どの様な注意をしたらよいか,蛍光灯回路製作者はいかにすべきかの資料を提供せんとした。 本稿中の図-1は現在最も一般に用いられている回路である。 此の回路の特徴は点灯管Gのグロー放電,放電energyによるバイメタルの作動,灯管の線条加熱による電子供給,バイメタルの復元,チョークコイルのリアクタンスによるキック,そして灯管の低電圧電弧開始という電気的熱的或は機械的諸作用が1秒乃歪数秒間に完全に協調的に行なわれて初めて起動するもので,而も最後に最も力率のよい,補助回路のlossが最小で且つ安定した即ち灯管の放電特性に適合したインピーダンスをもつ点灯状態の同路でなければならないのである。 電流が増加すると低圧電弧放電が普通の電弧放電になって灯管をこわす,(線条がきれる)例えばグロースイッチの作動が完全であってもその瞬間に於ける灯管の線条附近が起動可能の状態になけれぽならないしリアクタンスによるキックが適当でなければ起動は完全に行われず,バイメタルは開閉を繰返す事になるわけである。, Article, 富山大学工学部紀要,7(1/2), Page 13-16}, pages = {13--16}, title = {螢光灯の起動不安定の原因に就いて}, volume = {7}, year = {1956} }