@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00003566, author = {酒井, 信之}, issue = {1/2}, journal = {富山大学工学部紀要}, month = {Mar}, note = {The present investigation was carried out to find the frothing power of saponin solution in the self evaporation; unedr the pressure, the concentration and the rate of pressure drop being changed., 自己蒸発は瞬間蒸発とも称せられ,一定圧力下で加熱された溶液を瞬間的に減圧することによって,外部からなんらの熱も与えずして溶液の蒸発を招来する現象である。 この現象は蒸発又は蒸溜操作に利用されてそれに適した装置が多く作られている。然し一方自己蒸発は蒸発中液分の流出,飛沫同伴の原因となり操作条件を限定している場合も往々見うけられ,特に起泡性溶液の真空蒸発においては減圧度の僅かの変化によって,著しき泡立ちを生じ操作の中止を来すことがある。 本報はこの現象の実態を調べる目的で起泡性溶液としてサポニン水溶液をもちいて減圧度を色々変えて生成する泡沫層の高さを観察して起泡性をもとめたものである。非常に広い範囲にわたり実験すべきであったが,本来サポニン溶液は極めて起泡性が大であり高濃度溶液においては単に加熱しただけでも相当の泡立ちを示し,又濃度の小なる溶液においては減圧度の増大に伴い泡立ちが著しく大となり,筆者のもちいた泡沫生成管の外に溢れ去り従って実験範囲は極めてせまいものになった。, Article, 富山大学工学部紀要, 6(1/2), Page 46-50}, pages = {46--50}, title = {自己蒸発におけるサポニン溶液の起泡性について}, volume = {6}, year = {1955} }