@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00000324, author = {中島, 淑恵}, journal = {富山大学人文学部紀要}, month = {Aug}, note = {筆者は先に,「詩の生成―ポーリーヌ・メアリ・ターン「コブレンツの思い出」をめぐって―その1」において,16歳のルネ・ヴィヴィアン(本名ポーリーヌ・メアリ・ターン)が,夏の保養中にコブレンツを訪れた思い出をまずはそのノートの中で散文に綴り,やがてそれをアメデ・ムレ宛書簡の中で「コブレンツの思い出(Souvenir de Coblentz)」と題して韻文に移し替え詩を構成しようとしているさまを観察した。 この「コブレンツの思い出(Souvenir de Coblentz)」には,さらに後の時期に書かれたと思われるアメデ・ムレ宛の書簡の中で,同一の主題でこれに彫琢を加えた,「コブランスの思い出(Souvenir de Coblence)」と,これにすぐ続けて書かれた「古い詩情--同一主題(L’Ancienne Poesie -- Meme Sujet)」という二つのバージョンが見られる。小論ではこの2篇の詩について精査し,先に見た「コブレンツの思い出(Souvenir de Coblentz)」とはどのような点が異なっているのか,またその彫琢の軌跡はどのようなものであるかについて観察してみることから始めたい。, Article, 富山大学人文学部紀要, 63号, 2015.08.20, Page 313-327}, pages = {313--327}, title = {詩の生成 : ポーリーヌ・メアリ・ターン「コブレンツの思い出」をめぐって(その2)}, volume = {63}, year = {2015} }