@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00000318, author = {澤田, 稔}, journal = {富山大学人文学部紀要}, month = {Aug}, note = {本訳注は『富山大学人文学部紀要』第62号(2015年2月)掲載の「『タズキラ・イ・ホージャガーン』日本語訳注(2)」の続編であり,日本語訳する範囲は底本(D126写本)のp. 53/ fol.27aの20行目からp. 78/ fol. 39bの10 行目までである。前号の日本語訳注(2)の末尾から引き続き,カシュガル・ホージャ家イスハーク派のホージャ・ダーニヤールの長男ホージャ・ジャハーンについて語りはじめられる。そして,ホージャ・ダーニヤールの四男ハームーシュ・ホージャムのイラ(イリ)での逝去,五男で末子のホージャ・アブド・アッラーのアクスでの死去を間にはさみ,三男ユースフ・ホージャムのカルマク(ジューンガル王国)からの独立を目指す活動が詳しく描写される。その不穏な動きを察知してカルマクの王ダバチ(ダワチ)に通報したウチュ(ウシュ・トルファン)の有力者ホージャ・スィー・ベグも登場する。そして,ユースフ・ホージャムの独立運動の背景としてジューンガル王国のガルダンツェリンの死去(1745年)からダワチの即位(1752年)までの王位をめぐる内訌が簡潔に述べられている。, Article, 富山大学人文学部紀要, 63号, 2015.08.20, Page 33-57}, pages = {33--57}, title = {『タズキラ・イ・ホージャガーン』日本語訳注(3)}, volume = {63}, year = {2015} }