@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00002950, author = {松井, 三枝 and 長崎, 真梨恵 and 笠井, 悠一}, issue = {38}, journal = {研究紀要 : 富山大学杉谷キャンパス一般教育}, month = {Dec}, note = {Randolph(1998)により開発され、全米で標準化された神経心理学検査のひとつであるRepeatable Battery for the Assessment of Neuropsychological Status (RBANS)は、簡便かつ詳細な検査として医療現場で普及してきている。この検査は、従来、神経心理学の専門家が用いてきた多くの検査を参照し、即時記憶、遅延記憶、視空間・構成、言語および注意の各認知領域を評価することができるように下位検査が盛り込まれた検査バッテリーといえる。また、RBANS の特徴は、第1に全検査が約30 分で施行でき、第2に検査の難易度が健康な成人から中程度の認知症患者向きに設定されている。第3に神経心理学的領域別に評価し、指標得点からプロフィールを作成することができる。 第4に等価な2種類のフォーム (FormA およびFormB)がある。このことにより、学習効果を回避でき、治療経過の評価のために繰り返して使用できる。そして第5 に検査用具がコンパクトで持ち運びが簡単であることであり、ベッドサイドでも施行可能なことである(Randolph, 1998)。松井(2009)は日本語版RBANS の作成過程と標準化データを示してきた。また、日本語版RBANS の信頼性と妥当性が十分高いことが報告されてきた(松井ら、2010)。本報告では、日本語版RBANS の基礎資料および年齢補正などを行ない、松井(2009)の標準値の改訂した表を提示することを目的とした。さらに、各下位検査の素点から指標得点を換算するための早見表を提示するとともに、プロフィール図作成法を示し、臨床での使用を行ない易くするための資料を提示することとした。, Article, 研究紀要 : 富山大学杉谷キャンパス一般教育,第38号,2010.12.25,pp.87-133}, pages = {87--133}, title = {日本語版神経心理検査RBANSの標準化研究 (2) : 基礎資料、改訂標準値および換算表}, year = {2010} }