@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00002945, author = {鈴木, 望美 and 片桐, 達雄}, issue = {38}, journal = {研究紀要 : 富山大学杉谷キャンパス一般教育}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 連続したくしゃみ、止まらない鼻水などやっかいな症状で悪名の高い所謂「アレルギー」を直接引き起こす細胞は、マスト細胞もしくは好塩基球である。マスト細胞は、IgE 受容体 (FcεR) を介して活性化され、顆粒中に蓄えた炎症物質放出と炎症性サイトカインの合成・放出によりアレルギー性炎症を惹起する。この細胞内シグナル伝達において、種々のタンパク質中のチロシンリン酸化と脱リン酸化制御が重要な働きをしている。我々は、以前、マスト細胞のFcεRシグナルにおける各種チロシン脱リン酸化酵素(PTP)の役割を検討したところ、FcεR刺激 によるPTP-PESTのmRNA量が特異的に増加することを確認した。PTP-PESTは、その構造中にPEST ドメインと呼ばれる特徴的なアミノ酸配列を持つ細胞質型のPTP であり、近年ようやくT細胞における役割などが報告され始めた。しかし、現在までにPTP-PESTがマスト細胞においてどのような役割を担っているのかについてはほとんど分かっていない。本研究では、FcεR シグナルにPTP-PESTがどのように関与するかを詳細に解明することを目的とした。, Article, 研究紀要 : 富山大学杉谷キャンパス一般教育,第38号,2010.12.25,pp.1-27}, pages = {1--27}, title = {IgE受容体を介するマスト細胞活性化シグナルに及ぼすPTP-PESTの役割}, year = {2010} }