@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00002936, author = {福田, 正治}, issue = {37}, journal = {研究紀要 : 富山大学杉谷キャンパス一般教育}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 自然界に起こる現象に対して「なぜか」という好奇心は人類に与えられた特権である。人類がさまざまな知恵をめぐらしてきたとき、この好奇心は自然科学が進歩する強力な原動力となった。 有名な話にニュートンが、りんごが木から落ちるのを見て「なぜか」を考えた結果、万有引力の法則が発見された。われわれはそれによって星の動きが神ではなく、重力の法則によって説明されることを知り安心で、きるようになった。惑星が一直線に2個重なろうが、5個重なろうが、また太陽が月に隠れる日食であろうが、大凶または大吉の傾向ではなく、単なる自然が示す偶然としてあまり気に留めなくなった。古代はこれにより、天の支持が得られたとか、天から見放されたとかみていたが、その不安と期待から開放された。 しかし人聞は欲深いもので、更なる好奇心に取り込まれ、宇宙の起源、空間の起源、物質の起源、時間の起源にまで「なぜか」を広げようとし、今日の物理学の進歩がある。 物理学での、ニュートンの運動方程式は運動の過去、現在、未来を説明できるのに、感情の理論ではなぜできないのか。そこにどのような問題が横たわっているから答えるのが不可能なのかについて若干の考察を求めたのがこの論文である。, Article, 研究紀要 : 富山大学杉谷キャンパス一般教育,第37号,2009.12.25,pp.55-66}, pages = {55--66}, title = {感情発生の理論的諸問題}, year = {2009} }