@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00002725, author = {金森, 昌彦}, issue = {1}, journal = {富山大学看護学会誌}, month = {Jun}, note = {application/pdf, 運動器医療では標準化された治療より個人のニーズに合わせた診療内容が主であり,保存療法,手術療法ともに治療の選択肢としての絶対適応は少ない.また運動器治療のエビデンスは少なく,同じ病名であっても多様な治療の選択肢が存在し,複数の診療科あるいは医業類似行為も認められている.そのため医療倫理におけるバイオエシックスという考え方は確立していても,それに対する患者・家族の理解には差があるし,病態の理解や治療の選択肢に対するコミュニケーション・エラーが生じやすい.また生命に直結しない病態がほとんどであることから医療の不確実性への理解は乏しい反面,自覚症状の回復への期待は大きい.しかも高齢化に伴い,様々な合併症を抱える患者が増加しており,早期社会復帰を目指す手術のリスクは高くなっている.従って運動器医療におけるバイオエシックスの遂行はそのコミュニケーションそのもを包含していると理解するべきであり,そこに問題点が生じるのであれば,医療者はまずコミュケーションの改善から努めなくてはならない., Article, 富山大学看護学会誌, 第12巻1号, 2012.6., page 1-9}, pages = {1--9}, title = {運動器医療における医の倫理とコミュニケーション}, volume = {12}, year = {2012} }