@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00000259, author = {安藤, 智子}, journal = {富山大学人文学部紀要}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 連母音/ai,oi,ui/等が日本各地の方言において様々な融合変化を呈することはよく知られている。その中でも,この3種の連母音がすべて第1母音をそのまま伸ばした長母音すなわち[a:,o:,ɯ:]として発音される地域は,国立国語研究所編(1966-74)『日本言語地図』などの資料を見る限り,岐車県の多治見市および土岐市を中心とした地域から愛知県瀬戸市にかけての地域のみである。 しかし,共通語における連母音がこの地域においてすべて長音化するとは言えず,共通語などの影響を受けやすい時代にあって誰もが同じ条件で長音化するとも考えられない。そうした中で,この地域の方言を記述しようとすると,音韻表記における連母音と長母音の分別の基準が問題になる。そこで,本稿では,この連母音の長音化を特徴とする多治見方言において,各種の連母音がどのような場合に長母音化するかを形態論的音韻論的に観察することにより,この方言の今後の音韻記述の方針を検討する。, Article, 富山大学人文学部紀要, 58号, Page 23-60}, pages = {23--60}, title = {多治見方言における連母音の長母音化について}, volume = {58}, year = {2013} }