@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:02000207, author = {木村, 元}, issue = {5}, journal = {富山大学教養教育院紀要}, month = {Mar}, note = {気候変動や海洋プラスチックごみ等の環境問題が注目を集めるなか,SDGsに象徴される社会課題解決を志向した産業へと転換すべく,各国政府がそのビジョンとしてバイオエコノミー戦略を策定・推進している。しかし,バイオエコノミーの推進に伴う“負の影響”,例えば,バイオ由来製品の生産に必要な生物資源の乱獲による生物多様性への影響なども同時に懸念されている。本稿では,バイオエコノミーの副作用も考慮に入れた適切な意思決定をめざしたLCA関連研究をレビューする。近年,欧州を中心として,バイオエコノミー推進に伴う「環境」への影響だけでなく「社会経済」への影響を推計する研究や,「環境・社会・経済」の“総合評価”をおこなうライフサイクル持続可能性評価(LCSA)の研究が報告されている。特にLCSAを文脈づける社会科学の重要性も指摘されている。関連する研究動向を紹介しつつ社会(学)理論に基礎づけられたLCSAの必要性・意義について議論する。, Article, 富山大学教養教育院紀要, 5号, 2024.3.11, Page 20-35}, pages = {20--35}, title = {バイオエコノミーを対象としたLCA関連研究 : 社会理論を基盤としたライフサイクル持続可能性評価(LCSA)に向けて}, year = {2024} }