@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:02000176, author = {飯塚, 沙英 and 石津, 憲一郎}, journal = {教育実践研究 : 富山大学教育研究実践総合センター紀要}, month = {Jan}, note = {本研究の目的は,援助要請の対象を教師に絞り,中学生の自己愛傾向を誇大型と過敏型の2つの側面から捉え,自己愛傾向と学校ストレッサーが援助要請に及ぼす影響を検討することだった。中学1~3年生451名を調査協力者に質問紙調査を行い,階層的重回帰分析を行った結果,自己愛の誇大傾向の高さは学校ストレッサーの経験頻度に関わらず,援助要請に対する肯定的態度を促進する一方で,学校ストレッサーの経験頻度が多い場合には誇大傾向の高低に関わらず援助要請に対して懸念や抵抗感を感じること,また,学校ストレッサーの経験頻度が少ない場合には誇大傾向の高い者が低い者よりも援助要請に対する懸念や抵抗感を強く感じることが示唆された。過敏傾向については誇大傾向と同様に,学校ストレッサーの経験頻度に関わらず,援助要請に対する肯定的な態度を促進する一方で,過敏傾向が高いと学校ストレッサーの経験頻度に関わらず,援助要請に対して懸念や抵抗感を感じることが示唆された。そして,とりわけ学校ストレッサーの経験頻度が高く自己愛の過敏傾向が高い場合,援助要請に対する懸念や抵抗感を強く感じることが示唆された。これらの結果から子どもの援助要請を促進するために,周囲の大人にどのような姿勢が求められるかについて考察を行った。, Article, 教育実践研究 : 富山大学教育研究実践総合センター紀要, 18号, 2024.01.22, Page 11-19}, pages = {11--19}, title = {中学生の自己愛傾向と学校ストレッサーが教師への援助要請に及ぼす影響}, volume = {18}, year = {2024} }