@techreport{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00019745, author = {中村, 和之 and 金田, 陸幸 and 田中, 宏樹}, month = {Jan}, note = {子どもが属する世帯間の経済格差と子どもに提供される教育機会の格差の時系列的な変化を、家計調査の個票データを用いて計測した。子どもに対する教育支出を教育機会の提供だと考え、世帯の等価消費支出のジニ係数と教育支出の集中度係数に基づくカクワニ係数を計測した。カクワニ係数に加えて、ジニ係数で表される経済格差を含む形で教育機会の均等度を定義してその変化と要因を分析した。計測の結果、児童・生徒間の教育機会格差は彼らが属する世帯間の経済格差よりも大きく、1988年以降、教育機会の均等度は傾向的に低下していたことが明らかとなった。特に、中学校と高等学校の低学年において機会均等度が低下していた。また、2000年前後を境として、教育機会の均等度を低下させた要因が、経済格差の拡大から経済格差と比較した教育機会の格差拡大へと変化していた。加えて、世帯主の高齢化が子どもの教育機会の均等度を低下させていることもわかった。, Working Paper, Working Paper, No.350, 2023.01, School of economics, university of toyama}, title = {学校外教育機会の格差-Kakwani係数を用いた有償の学習機会の不平等度の計測-}, year = {2023} }