@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00019136, author = {玉腰, 和典 and 制野, 俊弘 and 岨, 賢二}, issue = {2}, journal = {富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama}, month = {Mar}, note = {2020年度の学校教育は,新型コロナウイルス感染症の予防対策のために,様々な活動が制限された。こうした中で,C小学校においては,E教諭を中心とする教職員の連携的な指導体制によって,保健分野の学習を発展させた体育的行事を子ども主体で創造した。そこで,本研究では,C小学校の実践を分析対象として,新型コロナウイルス感染症の予防対策下における体育的行事実践の実態を解明することを目的とした。結果,C小学校の運動会づくりにおける指導の特徴として,子どもの生活的な願いや想いを運動会づくりの出発点にしている,運動会づくりの目標・内容・方法・総括のトータルな自治指導が実施されている,主体性発揮の基盤となるテーマづくりを重点的に指導している,保健学習を発展させた自治内容を指導している,教職員による連携体制が構築されていることを解明した。一方で,それぞれの観点について,子どもの主体性をひきだす教師の指導や連携体制,低学年によるテーマの理解,具体的な感染予防対策,「お祭り」としての運動会の演出といった点に課題がみられることを解明した。最後に,本事例からはあらためて運動会の根源的な価値が顕在化しており,運動会の位置づけ方があらためて問われていることを課題提起した。, Article, 富山大学人間発達科学部紀要, 16巻2号, 2022.3.15, Page 45-72}, pages = {45--72}, title = {新型コロナウイルス感染症予防対策下における体育的行事の事例分析 : 小学校における保健学習を発展させた子ども主体で創る運動会に着目して}, volume = {16}, year = {2022} }