@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00018252, author = {坂田, 元丈 and 黒河, 明子}, journal = {教育実践研究 : 富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要}, month = {Dec}, note = {本研究の目的の1点目は,地理的な見方・考え方と地理学研究の中心的概念の関係を整理しながら空間的相互依存作用に着目することで,地理的分野における資質・能力が育成される点を明らかにした授業論を提起することである。2点目は,ルクセンブルクの国民一人あたりのGDPが世界1位である理由を考えさせることで,ヨーロッパの空間的相互依存作用に着目させるという授業構成を通して,ヨーロッパの地域的な課題や地域的な特色を捉えさせる中学校社会科地理的分野の授業モデルを開発することである。 本研究の成果の1点目としては,地理的な見方・考え方と地理学研究の中心的概念の関係を整理しながら空間的相互依存作用に着目することで,地理的分野における資質・能力が育成される点を明らかにした授業論を提起できたことである。また,空間的相互依存作用に着目させるために実施した,ルクセンブルクの国民一人あたりのGDPが世界1位である理由を考えさせる授業の事前・事後の比較から,地理的見方・考え方を働かせながら,地理的事象を捉える力が育成される点を示すことができた。2点目は,ルクセンブルクの国民一人あたりのGDPが世界1位である理由を考えさせることで,ヨーロッパの空間的相互依存作用からヨーロッパの地域的な課題や地域的な特色を捉える単元開発の内容編成を追試可能な形で具体的に示し,評価問題の結果を分析して,開発した単元の成果と課題を明らかにするなど,中学校社会科地理的分野の授業モデルを開発できたことである。, Article, 教育実践研究 : 富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要, 15号, 2020.12.23, Page 1-11}, pages = {1--11}, title = {「地理的な見方・考え方」を働かせる中学校社会科学習の単元開発 : 「ルクセンブルクの国民一人あたりのGDP」からヨーロッパの空間的相互依存作用を捉える}, volume = {15}, year = {2020} }