@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00018066, author = {中島, 淑恵}, issue = {2}, journal = {薬学図書館, Pharmaceutical Library Bulletin}, month = {Apr}, note = {application/pdf, 「1. はじめに」  ラフカディオ・ハーンが渡米したのは1869 年,19 歳の時であり,わずかばかりの小銭をポケットにただ一人,まだ自由の女神もなかった 1)ニューヨークに移民船で降り立ったのであった。渡米直前のハーンがどこで何をしていたのか,実はよくわかっていない。のちに弟子に語ったところによれば,ロンドンで思い出したくもないような最低の放浪生活を送っていたと本人は述懐している。しかし,アメリカに降り立ったときのハーンはまるで神学生のような風体をしていたともいわれていて,もしかしたら一般にいわれているように英国リヴァプールから移民船に乗ったのではなく,この船がその後寄港したフランスのル・アーヴルから乗り込んだのではないかと推測する向きもある。そして,ル・アーヴルにほど近いイヴトーという町に,かつてハーンが在籍したといわれている神学校があったのは確かなことである。 筆者は縁あって今回,ニューヨークとシンシナティでの公演を鑑賞させていただいた。今回はその公演の演目でもあった「おしどり」「策略」「因果話」の三作をめぐって 2),恨みを残して死ぬことの意味を考えてみようという趣向である。, Article, 1. はじめに 2. 「おしどり」 3. 「策略」, 薬学図書館, 65(2), Page 68-72}, pages = {68--72}, title = {ラフカディオ・ハーンと医薬:癒しと救い④:恨みを残して死ぬこと-その1}, volume = {65}, year = {2020} }