@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00018050, author = {姜, 信善 and 佐藤, 玲巳}, issue = {1}, journal = {富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama}, month = {Oct}, note = {本研究の目的は,大学生を対象に,気づかいの捉え方,気づかいによる個人への影響を取り上げ,これらが精神的健康にそれぞれどのように関連しているかについて検討を行うことであった。まず,気づかいの捉え方および気づかいによる影響の構成概念を明らかにするために,大学生169名を対象に予備調査を行った結果,気づかいの捉え方および気づかいによる影響のいずれにおいても,ポジティブな内容のみならずネガティブな内容について回答が得られ,捉え方およびその影響についての尺度作成のための示唆が得られた。次に,予備調査の結果を踏まえ,大学生772名を対象に本調査を行い,気づかいの捉え方および気づかいによる影響について検討を行った結果,気づかいの捉え方が4因子構造,気づかいによる影響が3因子構造であることが示された。作成された尺度を用いて「気づかいの捉え方→気づかいによる影響→精神的健康」のモデルを検討した結果,気づかいを「関係形成・維持」のように対人関係を築いたり円滑に進めたりするためのものとして捉えて行う場合,周囲への配慮を促進し精神的健康を高めることが示された。一方で,気づかいを「自己消耗」のように相手の機嫌を損ねないために自分の神経をすり減らすものとして捉えて行う場合,対人関係の消極化や自己価値の軽視に繋がりやすく,それが精神的健康の低下と関連していることが示された。, Article, 富山大学人間発達科学部紀要, 15巻1号, 2020.10.23, Page 1-12}, pages = {1--12}, title = {青年期における気づかいの捉え方と精神的健康との関連 : 気づかいにおける捉え方およびその影響に焦点をあてて}, volume = {15}, year = {2020} }