@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00017498, author = {児島, 博紀}, journal = {教育実践研究 : 富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要}, month = {Dec}, note = {本稿は、道徳教育における教化について明らかにするための理論的考察である。そのために、I. A. スヌークの教化論を取り上げ、その哲学的前提について批判的検討を加えることで、基本的な見取り図や論点を提示し、理論的展開の方向性や教育実践に対する示唆を導き出そうとする。まず、スヌークの整理に拠りつつ、教化論の基本的な構図として、教化の規準に関する四つの立場(方法、内容、帰結、意図)について、それぞれの主張と問題を確認する。その上で、スヌーク自身の立場を取り上げ、その主張を意図に関わる主張と命題と証拠に関わる主張の二つに分節化し、検討を加える。まず、意図に関わる主張の検討を通じて、教化という言葉を用いる際の、教化を行うことに対する道徳的批判の側面が明らかになる。次に、命題と証拠に関わる主張の核心がイデオロギー的思考を問題視する点にあることを確認する。また、その主張を敷衍すれば、道徳教育における教化の特質は提示される事実と価値との関係性に見出せることを論じる。, Article, 教育実践研究 : 富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要, 14号, 2019.12.23, Page 113-124}, pages = {113--124}, title = {道徳教育と教化 : I. A. スヌークの教化論の再検討}, volume = {14}, year = {2019} }