@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00016725, author = {藤田, 公仁子}, journal = {富山大学地域連携推進機構生涯学習部門年報}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 日本社会が直面している重要な課題の一つとして、「少子高齢化」が挙げられるようになって久しい。「少子高齢化」が進行し、総人口の減少が顕著になる中で、経済・社会・福祉など様々な領域で問題が多様化・深刻化してきている。国際社会との関係では、「冷戦構造」解体後、グローバル化が進行する中で、IT産業等では世界的な独占状況が生まれ、「格差拡大」が進行している。また、環境問題などに対する認識が深まり、持続可能な発展を目指した「ESG投資」などの取り組みも進んでいる。地域においては、基盤となる産業の衰退にともなって地域課題・生活課題が深刻化しているが、「格差」が拡大する傾向にある中で、「子どもの貧困」などの課題解決に向けた多様な取り組みも追求されている。生涯学習を推進する視点からは、「学習と活動」の循環を重視し、学習機会に観する情報を結び、学習活動の評価を行うことが積極的に議論されている。そして、実践的課題として「生涯学習プラットフォーム」の構築が模索されてきている。大学は、こうした中で一段と地域と関わり、「公開講座」や「授業公開」などによる「教育機会」の提供にとどまらず、地域課題・生活課題解決に向けてコミットするとともに、「地域づくり」を担う「人材育成」や「生涯学習プラットフォーム」の構築に貢献することが求められている。「大学開放」も、こうした文脈の中で問い直される必要があるのではないだろうか。この小論では、以上のような視点から、「大学開放」をめぐる課題について論点整理を行いたい。, Article, 富山大学地域連携推進機構生涯学習部門年報, 第20巻, 2018.12, Page 27-36}, pages = {27--36}, title = {地域づくりの課題と大学開放の方向性}, volume = {20}, year = {2018} }