@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00016059, author = {岩田, 実}, journal = {学園の臨床研究}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 糖尿病家族歴が2型糖尿病(T2D)発症のリスクとなる事はよく知られている。しかし糖尿病家族歴がT2D発症後のインスリン分泌能にどのように影響を与えるについては、あまり検討はされていない。今回、糖尿病家族歴の情報とインスリン分泌能を含めたT2Dの臨床像との関連性について富山大学附属病院第ー内科もしくは、その関連施設に通院中のT2D患者999名において検討した。尚、糖尿病(DM)家族歴の情報については、スコア化し、Familyhistory score (FHS)と命名した。FHSは、0;両親共にDM無し、1;いずれか一方にDM有り,2;両親共にDM有りと定義し、主に、糖尿病診断時年齢(AOD)やインスリン分泌の指標である空腹時血中Cペプチド(F-CPR),CPR index、SUITとの関連性を解析した。重回帰分析の結果より、FHSは、AODやF-CPR,CPR-index, SUITと有意に負の相関を示した。上記の結果より、両親の糖尿病罹患者数が多いと、糖尿病診断時年齢が若年化し、糖尿病発症後のインスリン分泌能が低下する事が明らかになった。糖尿病家族歴の情報は、既報通り、糖尿病発症の予測に役立つだけでなく、糖尿病発症後のインスリン分泌能と関連し、将来のインスリン治療の必要性を予測できる可能性が示唆された。, Article, 学園の臨床研究, No.17, Page 1-4}, pages = {1--4}, title = {糖尿病家族歴は2型糖尿病患者においてインスリン分泌能低下と関連する}, volume = {17}, year = {2018} }