@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00016026, author = {加藤, 剛 and 矢合, 隆昭 and 矢合, 都子 and 林, 篤志}, issue = {1}, journal = {眼科手術}, month = {Jan}, note = {application/pdf, 目的:糖尿病網膜症に対して硝子体手術既往のある血管新生緑内障眼に、緑内障フィルトレーションデバイスEX-PRESSを用いた濾過手術を行い、その術中・術後経過を報告する。方法:糖尿病網膜症に対して硝子体手術を施行後に血管新生緑内障を発症した症例、あるいは糖尿病網膜症により初診時から血管新生緑内障を併発しており、硝子体手術後も眼圧コントロールが不良であった症例に対して、いずれも線維柱帯切除術を施行したが、眼圧コントロールが不良だったため、EX-PRESSを用いて濾過手術を行い、1年以上経過観察できた4例5眼の術中合併症、術後早期・中期の経過と眼圧について観察した。結果:EX-PRESSを用いた濾過手術は、線維柱帯切除術に比べて手技が簡便で、術中は眼内灌流をしなくても眼球虚脱しなかった。また、線維柱帯や虹彩を切除しないため術中の出血も生じなかった。術後早期に、前房出血や前房内フィブリン析出、浅前房などの合併症は生じず、術直後から術前の視力が維持された。術前眼圧は平均31.8±6.3mmHgであったが、術後1年目も濾過胞は維持されており、平均眼圧は9.2±3.4mmHgであった。結論:EX-PRESSを用いた濾過手術により、硝子体手術既往のある血管新生緑内障眼に対しても、術中・術後早期の合併症が少なく、術後眼圧の経過も良好な濾過手術が可能であった。(著者抄録), Article}, pages = {133--137}, title = {硝子体手術既往のある血管新生緑内障眼に対するEX-PRESS併用濾過手術}, volume = {28}, year = {2015} }