@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00015902, author = {水野, 真理子}, journal = {ヘルン研究}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本発表は、ハーンの日本関連書籍をアメリカの読者がどう評価し、そこからどのような日本観を得たのかに焦点を当てたものである1。日本観についての先行研究に関しては、ハーンを含め、作家、著名人が執筆した日本論の内容に焦点を置く研究が主流であった。しかし、人々の日本観を知るには、それらの作品がどう読まれたかという受容の側面も考慮する必要がある。そこで、ジョージ・グールド『ラフカディオ・ハーンについて』(Concerning Lafcadio Hearn)(1908)2の巻末に整理されている、同時代の雑誌に掲載されたハーン評・作品評の書誌情報を利用し、以下の点について考察を試みた。第一に、ハーン評・作品評を掲載雑誌ごとに整理し、概略的な傾向や特徴をつかむ。第二に、ハーンの日本関連著作の集大成である『日本―一つの解明』(Japan: An Attempt at Interpretation)(1904)3(以下、『日本』と記す)に絞り、入手可能な書評の内容を分析して、作品の評価やそこに表れる日本観の特徴をつかむ。そして第三に、それら書評記事の内容、執筆者、また掲載雑誌の特徴を調査し、読者層の傾向を推測する、の3 点である。, Article, ヘルン研究 3, 90-95.(2018)}, pages = {90--95}, title = {ハーンはアメリカでどう読まれたか:『日本:一つの解明』を中心に}, volume = {3}, year = {2018} }