@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00015886, author = {藤井, 嘉子 and 喜田, 裕子}, journal = {日本乳幼児精神保健学会FOUR WINDS学会誌}, month = {}, note = {保育において「力をつける」ことと「心を育てる」ことはともに重要だが、前者に偏ると子どもの心に与える弊害が危惧される。一方、心を重視する保育は目に見えにくく、具体化していくためには、実践的知識の蓄積が求められる。本研究は、行動面の改善が重視されがちな発達障碍(自閉症)の子どもに対する、心の育ちを重視した保育実践事例をもとに、心を育てる保育について検討することを目的とした。本研究で以下の2 点が明らかになった。第1に、たとえ反応がなくても心を想定して関わることで保育士との愛着が形成され、それを基盤に本児は「自分」を表現しはじめた。子どもの目線に立ち、気持ちを代弁するかかわりによって、本児をありのまま受けとめながら、力をつける営みへ少しずつ誘うことが可能となった。第2に、同僚や保育以外の専門家・専門機関との連携においては保育士が自律性を持ち、保育の筋を見失わずに助言を生かしていく視点が重要であった。, Article, 日本乳幼児精神保健学会FOUR WINDS学会誌, 10, 2017, Page 2-9}, pages = {2--9}, title = {心を育てる保育のありかたの検討 : 自閉症児の保育実践事例をとおして}, volume = {10}, year = {2017} }