@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00015698, author = {榊, 祐一}, journal = {富山大学日本文学研究}, month = {Feb}, note = {九〇年代前半からの「文化研究」化の進展により文化全般を研究対象にし得るようになった日本近代文学研究が、ある種のポピュラー文化(≒アニメ・漫画・ラノベ等の若者向けエンタテイメント)を本格的に射程に入れ始めたのはゼロ年代中頃のこと。日本近代文学研究者を主な書き手とするポピュラー文化論集としての性格を持つ本書は(河野のみ英文学者)、まさにそのような流れの中に位置づけられるものであり、編著者西田谷を含め、日本近代文学研究者でありつつポピュラー文化研究をも積極的に進めてきた研究者が多く含まれている。類書としては『日本サブカルチャーを読む』(二〇一五)があるが、その題名からも伺えるように、本書は文学研究者によるポピュラー文化論集という性格に収まるものではない。本書はポピュラー文化だけでなく、ポピュラー文化「批評」をも「文学研究の立場から考察」しようとするものだからである(西田谷「はじめに」)。, Article, 富山大学日本文学研究, 3号, 2018.2.15, Page 39-40}, pages = {39--40}, title = {【新刊紹介】西田谷洋編『文学研究から現代日本の批評を考える : 批評・小説・ポップカルチャーをめぐって』}, volume = {3}, year = {2018} }