@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00015624, author = {田村, 俊介}, issue = {15}, journal = {北陸古典研究}, month = {Oct}, note = {光源氏物語全四十一帖が正伝と傍流に分かれているのは、ある程度客観的に認められているだろう。正伝とは、所謂「紫上系」十七帖と所謂「第二部」八帖とを合わせた部分であるが、私は、このうち、桐壺巻前半と若菜三帖とを除いた部分を「勢語系」と名付け、『伊勢物語』が原型であることを仮説した。いっぽう、傍流とは所謂「玉鬘系」十六帖のことであるが、『うつほ物語』第二主題系(恋愛や結婚が主題となる系列)が原型だと考え、「宇津保系」と名付けている。 本拙稿第ー節では『うつほ』第二主題系と『源氏』宇津保系の巻々の季節観、第2節では『伊勢』と、『源氏』勢語系の巻々の季節観を考察する予定である。, Article, 北陸古典研究, 15号, 2000.10, Page 25-47}, pages = {25--47}, title = {光源氏物語現行形態試論第六 : 先行物語の季節}, year = {2000} }