@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00014967, author = {澤, 聡美}, issue = {3}, journal = {富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama}, month = {Mar}, note = {本論は1958年に小林が高校生を対象に行った体育授業の意識調査と2013年~2016年に大学生,短大生,保育士を対象に行った体育授業の意識調査の結果を比較し,近年の学生達が高等学校までに経験した体育授業に対する満足度とその理由及び要因にはどのような特徴があるのかを明らかにし,大学におけるこれからの体育授業のあり方を検討した。近年の学生達は高等学校までの体育授業に対して約7割が楽しかったと回答し,約3割が楽しくなかったと回答していた。先行研究では体育授業の楽しさの要因は「自分」であったが本研究では「友人」という回答が得られた。一方で,先行研究において体育授業が楽しくなかったと回答した約半数が「教師」を要因として挙げていたが本研究では「自分」であった。理由の分析から体育授業の楽しさや満足度の背景には教師の工夫された授業計画や指導行為が関与し,教師と生徒,生徒同士の肯定的な相互作用が多く,それが体育授業の楽しさに影響していることが分かった。一方で,体育授業が楽しくなかった人は教師や友人との相互作用において肯定的な経験が少ないことが分かった。多くの人が最終教育機関となる大学は運動や体育授業に対する満足度を高め,生涯にわたって運動に親しむための運動の価値観を定着させる重要な時期である。今後の授業において教師と受講者,受講者同士の関わりや学びあいを多く取り入れた,社会的相互作用を高める授業づくりが望まれる。, Article, 富山大学人間発達科学部紀要, 11巻3号, 2017.3.31, Page 31-37}, pages = {31--37}, title = {楽しい体育授業の満足度に影響する要因}, volume = {11}, year = {2017} }