@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00014361, author = {赤尾, 千波}, journal = {富山大学人文学部紀要}, month = {Feb}, note = {昨2015年,筆者の黒人ステレオタイプに関するこれまでの研究をまとめ『アメリカ映画に見る黒人ステレオタイプ』(富山大学出版会)として上梓した。その中で,アフリカン・アメリカン女性作家ヌトザケ・シャンゲ(Ntozake Shange, 1948-)による舞踏詩for colored girls whohave considered suicide / when the rainbow is enuf(1975 邦訳『死ぬことを考えた黒い女たちのために』以下,rainbow is enuf と表記)と,その映画版For Colored Girls(2010)を比較した。 同書では,映画化によって現れ出た往年の黒人ステレオタイプの「残像」としてマミーとムラトーのイメージを指摘したのであるが,紙面の都合上論じきれなかった部分を補完して本稿でさらに掘り下げ,論じたい。 それに先立ち,Ⅰにおいて,『アメリカ映画に見る黒人ステレオタイプ』で論考した,筆者のステレオタイプ研究の根幹となる五つの黒人ステレオタイプについて改めて紹介し,研究を振り返りたい。, Article, 富山大学人文学部紀要, 66号, 2017.02.20, Page 149-161}, pages = {149--161}, title = {『死ぬことを考えた黒い女たちのために』映画版 For Colored Girls の「誘惑的なムラトー」: アメリカ映画における黒人ステレオタイプ研究 その2}, volume = {66}, year = {2017} }