@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00014356, author = {安藤, 智子}, journal = {富山大学人文学部紀要}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 東京式アクセントに属する諸方言のうちでも内輪東京式アクセントを示す名古屋方言などでは,形容詞のアクセント型の区別がないことが知られている(山口1984,山田2003等)。一方で,東京方言自体(中輪東京式アクセント)における形容詞のアクセントはゆれや変化が著しいことが指摘されており(小林2003等),共通語として扱われるアクセント辞典の記述においても,特に終止形以外の活用形については複数のアクセント型が併記されている場合がある。現在のこうした状況では,各方言のアクセントの伝統的な形とその内的動機づけによって変化した形,さらに共通語化などの外部からの影響が混然としており,どれが伝統的でどれがどのような事情で変化しているかを厳密に見定めるのは困難である。とはいえ,他の品詞と同様に形容詞においても記述しておくことは,その方言の位置づけや共通語化の程度,水平化の傾向などを推し量るうえで必要であると思われる。  本稿では,内輪式と中輪式の境界にあるとみられる多治見方言(岐阜県東濃地方西部,安藤2015, 2016)の形容詞のアクセントについて,2013年の調査記録を整理する。, Article, 富山大学人文学部紀要, 66号, 2017.02.20, Page 17-29}, pages = {17--29}, title = {多治見方言における形容詞のアクセント}, volume = {66}, year = {2017} }