@misc{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00001337, author = {林, 衛}, month = {May}, note = {application/pdf, 1995年阪神・淡路大震災は,世界で最も活断層の研究が進んでいる地域で生じた。研究者たちは,論文で学界内に向けて報告するだけでなく,一般向けの図書などを通して発表。 成果は直下地震の恐れありとの主旨の神戸市報告書にもまとめられ,神戸新聞夕刊トップでも報道された。六甲・生駒の地質断面図は,採択率が最も高い東京書籍中学理科教科書に1981年から紹介されていた。ところが,地震の備えをしなくてよいと人びとは考えていたのだ。2011年東日本大震災・原発震災においても,地球科学の知見が生かされないまま,予見されていた被害の未然防止に失敗してしまった。 教育内容が,本来の目的やそのための方法と切り離されてしまっているのが,大きな原因だと考える。これでは,いかに内容を工夫しようとも科学リテラシーは発揮されないままにちがいない。, Presentation, JpGU教育問題検討委員会・地学教育シンポジウム,日時:2013年5月18日,場所:幕張メッセ国際会議場3階301A号室,主題:「次期学習指導要領での地学教育のあり方」}, title = {科学リテラシーはなぜ自動的には発揮されないのか : 原発震災をふまえて}, year = {2013} }