@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00001299, author = {林, 衛}, journal = {黒部川扇状地研究所研究紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 東京電力福島第1原子力発電所で、複数の原子炉の核燃料が冷却不能になり、飛散した放射性物質が、東北地方から関東地方を中心に広範な環境汚染をもたらした。過酷事故は、広範な放射能汚染をもたらすとともに、何万人から何十万人あるいはそれ以上の人びとの生活基盤を破壊する。世の中をよりよいものにしようとする人びとのさまざまな日常の営み農業も漁業も、将来世代のための子育てや教育活動も努力の成果をだいなしにしてしまいかねないのだ。専門家として尊重されているはずの科学者たちが、道をふみはずし、世の中を混乱させ、地域社会に分断をもたらす。これが原発過酷事故の本質だろう。 富山県は、北陸電力志賀原子力発電所の風下に位置する。偏西風、季節風、局地風が影響して風下に放射性物質が流れる現実からみて、北西の季節風がまだ強かった冬の終わりに、太平洋岸で日本初の過酷事故が生じたのは不幸中の幸いであったといえる。二度と悲劇を繰り返さない道を検討する。, Article, 黒部川扇状地研究所研究紀要, 38, 2013.3.31., pp 36-45}, pages = {36--45}, title = {東日本大地震・原発震災の教訓 : 志賀原発風下富山県の将来に向けて}, volume = {38}, year = {2013} }