@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00012903, author = {今田屋, 章}, issue = {1}, journal = {富山医科薬科大学医学会誌}, month = {Mar}, note = {疾病は, 原因すなわち「侵襲因子」と「生体」との聞の「闘病反応」としてとらえる事ができると考えられる( 図1 ) 。現代医学の診断は「侵襲因子」と「反応の場」とにより診断される。侵襲因子は細菌でもいいし, 代謝異常でも遺伝学的素因でもかまわない。また, 「闘病反応の場」は臓器から最近は分子, 原子のレベルまで細分化されている。いずれにしろ現代医学の診断においては, 病気にかかわる「生体」の存在が希薄である。 他方, 漢方医学においては, 「生体」 と「闘病反応」とを重視し, 原因は全〈問わない。すなわち,漢方医学的診断は, 病気にかかったときの, 「生体の状態」と, 「闘病反応の状態」から構成され, 患者の体表面に現れたあらゆる徴候を基に, 「陰」「陽」「虚」「実」などに整理, 構築する。患者の体表面に現れる徴候は, 今も昔も変わらないので, 漢方医学が現代でも通用するわけである。これを漢方では「証」と呼んでいる。現代医学の治療は原因治療が原則であるが, 漢方医学では証にしたがった治療,すなわち「随証治療」が原則である。, Article, 富山医科薬科大学医学会誌, 5(1), 1992.03, pp.34-39}, pages = {34--39}, title = {慢性関節リウマチの和漢薬治療}, volume = {5}, year = {1992} }