@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00012900, author = {麻生, 伸 and 渡辺, 行雄 and 藤坂, 実千郎 and 水越, 鉄理}, issue = {1}, journal = {富山医科薬科大学医学会誌}, month = {Mar}, note = {耳鼻咽喉科領域において急激なめまい, 難聴, 耳鳴を起こして受診する患者は多い。このような急性聴平衡障害に対しては, 早急に治療を開始せねばならないことはいうまでもなし通常はビタミンB12,ATP 製剤, 血管拡張剤などとともにステロイドが使用される。これらの症状を来す疾患には主に突発性難聴, メニエール病があげられているが, メニエール病および,その類似疾患は聴平衡覚の病状が反復して出現し, 保存的治療では治癒しないこともあり,内リンパ嚢開放術などの手術治療が行われることもある。しかし, この手術はめまいに対しては約90%近い有効率を示すが, 難聴, 耳鳴に対しては有効率は30~40%で、術後むしろ悪化する例も20%前後存在しており, 非手術側に高度難聴がある場合などには特に慎重を要す。今回, 一側の高度難聴が起きてから数年以上経て対側(良聴耳) の難聴, 耳鳴を来した「対側型遅発性内リンパ水腫」の2 症例に対しステロイドを投与したところ, 次第にステロイド依存性となり離脱困難に陥った。この2症例に対して, 漢方薬の「柴朴湯」を併用してステロイドの離脱に成功したので,症例を呈示するとともに, 若干の考察を加えて報告する。, Article, 富山医科薬科大学医学会誌, 5(1), 1992.03, pp.23-26}, pages = {23--26}, title = {難治性内リンパ水腫に対する漢方薬の使用経験}, volume = {5}, year = {1992} }